コンセプト
真の願いは、縄文村作りを通して意識ある多くの方々と繋がり、縄文時代の人間生活の原点を学ぶことです。
原点回帰
丸くて青い海に囲まれた平和であるはずの地球で、進攻と言う名の下で罪なき多くの人々が 殺戮され、歴史ある建物や住み慣れた家屋が灰燼に帰している と言う現実があります。
世界の穀物庫であった地域が蹂躙されて世界の農産物は高騰し、身近には燃料・電気代も高額となって生活を圧迫しています。
この世界的な異常現象は、世界が平和で安心して暮らせる為の警告ではないかと考えます。
政治家でも世の指導者でもない、田舎で過ごす平凡な人間の私に与えられた役割を考えてみました。
私は縁あってココを管理しているに過ぎないのですが、この土地建物を現在の状況の中で社会貢献として如何に活用出来るだろうかとのことから「縄文村つくり」に至りました。
自給自足・医食同源
現在の日本における畜産・果樹野菜等の生産資材の大半は海外からの輸入品であるために危機状態にあります。
日本の自給率は約三六%と聞き及んでいますが、これでは国家として体を為していません。
太平の世に在っても、国民の食の確保は最優先でなくてはなりませんが、今回の事態で為政者の方々の目が覚めてくれますことを願っています。
縄文村では特に「食」について 学び、共に自給自足の体験を通して個人から仲間、そして社会に関わられることを目標としたいと思っています。
村の拠点
縄文村の拠点は、海抜四〇〇メートルの瀬戸内海国立公園「五色台」に位置し、瀬戸内海が一望出来る絶景の高台にあります。市街地から車で約30分という恵まれた立地にありながら周囲は緑豊かな自然に囲まれており、傍には昔ながらの遍路道やヘンロ小屋・ハーブ園・四国八十八カ所82番札所「根香寺」があります。建物は元川崎重工の三階建ての保養所で、既に五〇年を経て老朽化しつつはありますが、改修し補修しながら講義や集会・宿泊・イベント・ワークショップなど、縄文村の拠点として充分に使用出来ると思います。